2013年6月19日水曜日

2013北海道バイクツーリング(準備編②)

前回の日記を要約すると、「フェリーチケットが無事取れた」という表現に収束する。(詳しくは前回日記へ)

さて、いよいよいきたい所や旅の目標を決める段階と、バイク本体や荷物の準備をしなければならない。

いくら8月まであと2ヶ月あろうと、実際は円満に旅に出かけるために、自分の時間を殺したりする2ヶ月間でもあり、時間は無駄には出来ないのである。




今回の渡道は4年連続4回目(バイクのみ)なので、まだまだプロの領域には程遠いが、やるべき事を時系列に纏めてみた。




① 宿泊方法決定(1ヶ月前まで)

 まぁ、一言で言えばテント泊をするかしないかなのだが、私は貧乏なので基本はテント泊をしようと思う。また、バイクでのテント泊も実はなかなか機会が無いので楽しかったりする。もし、バイクのテント泊(所謂キャンプツー)なる物を敷居が高いと感じているならば、是非一度、安物の機材でやって見る事をお勧めする。極度な横着者で知られる私が出来ているので、バイク乗りの9割は出来ると思う。デメリットはめんどくさかったりする事ではなく「荷物が増える事」のみだ。

というわけで、もちろん今年もキャンプツーリングにしようと思う。


② 行先決定(1ヶ月前まで)

 これも、実は無駄になる事が多い。行きのフェリーの中や、夜のテントの中、温泉に入っている時、唐突に次行きたい所や、隣のバイク乗りの人がオススメしてきたりと、予定を破壊しようとしてくる人たちが非常に多いのが夏の北海道ツーリングだ。もちろん、その中の一人が自分自身なので、予定は未定状態で行っても良いのかもしれない。ただ、アウトラインくらいは決めたい。アウトラインも適当に決めればOKである。実際には天候や気分によって、初日から予定がガタガタになる事などは珍しくもない。


③ 目的と目標決め(決めなくても良いかも・・・)

 といっても、テキトーなもんでも良いので、旅のスパイスになる程度で目的とか目標とか決めればいいと思う。仕事じゃねーんだからガッチリ決めても仕方ない気もする。例えば、昨年の目標はライダー同士のピースサインをテンションMAXで行う、とかだった。バイク以外に趣味を持っている人はこういった別な目的とか目標を立てやすいかもしれない。写真とかもいいよね。


④ 必要な物の決定(2ヶ月前~1ヶ月前までには・・・)

 これは、目標とか目的とか云々を論じる前までに現実的にもっとも必要で、もっとも大切で、もっとも楽しかったりする部分である。
 必要な物の考え方、算出方法だが、まず、「バイク本体に使う物」「うわもの(ヒト)に使う物」と言ったように分けるのが良い。
 私も参考までに必要な物の算出を行うので、後日アップしたい。


⑤ パッキング方法考える(概要だけでも今すぐやる)

 荷物をバイクに積む。この方法を考えるだけで、ワクワクさんになれる人間は北海道病の抗体を持っていない人間だ。一度でも北海道にバイクで渡ればたちまち罹患するだろう。
 
それくらい楽しくてかつ頭を悩ませるのがパッキング方法だ。

考えても見てほしい。大の大人がフェリー乗り場でパッキング方法について議論していたりするのだ。そして、珍しいパッキング方法をみると、聞かずにはいられなかったりもする。私のパッキング方法は後日説明します。


⑥ 買い出し(いつでも良いよ)

 私は未婚者だが、結婚している人が北海道にバイクで来るのはエライと思う。ついこの間もツレとヘルメットの価格について大激論を交わしたばかりだ。
 コソコソとやるのもそれはそれで良いかと思う。男の隠れ遊びじゃ!とは言いつつも、理解してくれるツレがいる事を感謝します。必要な物を最適な価格で買ってください。
 例えば、テントなんかはネットで情報を集めると、初心者こそ有る程度の高い物を・・・という論調が目立つ。4年前の初心者の時にもそういう論調があったが、テントは3980円のテントを持っていった。
 山岳用のテントや真冬のキャンプなどのような特殊なシーンに赴く初心者でない限り、無駄に高い物を買うのは無駄の様な気がする。ちなみに、私はこのメーカーの物を愛用している。初心者が覚束ない手取りでやったら高いテントを拡げているのを見ると、なんだか妙な気分を覚えるのも、おせっかいな私のイヤな性格だ。


⑦ パッキングする

 最終的に、バイクに載せれなくて諦めたりするのがこのシーン。ショックを受ける必要はない。毎年、8割の人がやっていると思われる。仕方が無いので重要度の高い物から詰めていこう。ポイントは重い物、あんまり使わない物を下に入れて重心を無駄に高くしない事だ。重心が上がると、バイクはがぜん倒れやすくなる。また、荷物を入れると、サスが弱冠沈むわけだ。サスのプリロードの長いオフ車に乗っている人は、サイドスタンドの安定感に影響を及ぼす事があるので注意して欲しい。



おおよそ、準備なんてこんなもんである。いざとなったら、現地調達と言う手もある。実際に、一昨年は予想以上の寒さに、標茶辺りでトレーナーを一枚買った思い出がある。
北海道も日本なので、あんまり肩ひじ張らずに気軽に行っても何とかなる。






次回は行先の決定(アウトラインの決定)と目的と目標決めをしたいと思う。




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