2013年6月30日日曜日

2013北海道バイクツーリング(準備編⑤)

~今日の副題~
背に腹は代えられぬ




突然ですが、先週は夏の北海道ツーにおなじみの会社からの予期せぬ妨害に苦しんでいました。


例えば、会社説明会・・・これを8月の前半にやるとか言いだしたから、こいつを自分のツーリングに噛まさないように必死こいて会社側の予定を工作しました。(そういうポジションな訳です)


さて、会社説明会とツーリングがぶつかったら目も当てられないので、なんとかぶつからないようにしたのは良いのですが、背に腹は代えられぬ・・・という事で、直前のフツーのお休みの日にぶつかってしまったのです。説明会が。


まぁ、背に腹は代えられないわけですが・・・それにしても・・・イタイ!!!


というのも、そのお休みの日に準備を完了させようとしていたからです。そのお休みを夏休みに編入させるという荒業も考えたのですが、だったら、その日から北海道に行きたいわ!

しかも、これやったらまた社長からお小言を貰いそうで、つまりは今年の夏休みはこれ以上延ばせなさそうである。





ん??


アリっちゃ、アリか???・・・


そうすれば、北海道の一日社長のお小言で、それこそ、背に腹は代えられぬ、わけで。。。

これこそ今年の北海道も色々と・・・むふふ・・・ww




ま、そんな事も考えつつ、直前のお休みが減った事は頑然たる事実なので、早速北海道ツーリングの具体的な準備をする。



まずは、R1200Rにホムセン箱を取り付けるでござる!!


① 工具を準備しよう

スイスツール・システムドライバー!BMW乗りの方には本当にオススメ!

BMWバイクの場合は、至る所に使われている星型のネジ頭(トルクスネジとかヘックスロブという)に対応できるような工具で使いやすいのがあると便利です!しかもこれは、持ち歩きにも便利!


他にも、10番のレンチ、モンキー、などを用意しました。

ああ、そうそう、あと、電動ドリルと、それにつかう、ドリルビットを忘れないように。


② 板を用意(ステー板)

早速、用意していきます。なお、この施工方法は私の方法を備忘録化しているだけですので、実際にやって、なんか起きても責任はとれません。


さっきの荷台のトルクスネジ(5カ所)を外し、5カ所の穴を露出させます。そのまま荷台に板を載せ、ネジ穴の場所を記録し、板にネジ穴を開けます。

そのまま、そのネジ穴を利用して板を取り付けます。板の形は、上に載せるホムセン箱の底の形に準拠しています。

その板を「組み付けられていたトルクスネジ」のピッチは同じで長いネジを利用して5カ所留め、固定します。ネジピッチが同じでないと、荷台側のネジ山を舐めかねないので注意して!

・・・そこまでやったのが画像です。

板には計9カ所の穴が開いています。そのうちの5カ所は荷台側への固定につかい、のこり4カ所をホムセン箱側の固定に使う訳です。

要は、この板の役割は荷台の形を都合よくしただけです。



③ ホムセン箱を用意

ホムセン箱の底に穴を開けます。当然、この穴はさっき荷台に設置した板の、残り4カ所の穴と、場所をリンクさせる必要があります。

・・・それにしても穴の箇所がガタガタで、だらしねぇな・・・


④ ホムセン箱がわのステーの用意





 このステー板を入れる理由は、ホムセン箱の底の強度に疑問があるのでそこを補強する目的です。

まず、箱の床の穴に、ワッシャーを貼り付けます。6mmの穴を開けたので、6mmのワッシャーをボンドで貼り付けてます。ボンドで貼り付けるとワッシャーの本来の意味に影響を与えますが、ここは強度補強の意味がデカイので気にせず貼り付けちゃいます。

その上に、板を置きます。当然、この板の穴の位置も、箱の穴、そして荷台に取り付けた板の穴と準拠しているわけです。


⑤ ホムセン箱を荷台の板の上に乗っける


どーーん!と乗っけて、穴の位置が合うように、微調整をします。

ホムセン箱の足が、板の切りかけにピッタリな所が評価してもらいたいポイントです。

いよいよ佳境です。


⑥ ホムセン箱をボルト&ナットで留める



あとは、ボルトで一気に荷台の板までボルトを通し、ナットで留めるだけです。


注意したいのは、衝撃を分散させるために、必ず、ワッシャーか座金を噛ませて、出来ればバネワッシャーも噛ませた方が良い事です。


ボルトには上から、

バネワッシャー→座金→ステー板→ホムセン箱→荷台の上の板→ワッシャー(or座金)→バネワッシャー→ナット

という順番で挟み込む事になります。

ワッシャーは大きめの方が荷重や衝撃の分散や穴周りの補強効果が期待できると思います。






⑦ 完成


あとは、旅先で仕入れたステッカーを貼って楽しみましょう。最初の旅はこの箱、すっぴんでした。





よし、あとは中身(荷物)の準備だな!!!!!!!!




2013年6月29日土曜日

2012北海道ツーリングレポート⑧

さて、六日目に行く前に、キャンプ場に着いたあたりから考えを巡らす・・・


そう、今日を入れてキャンプ=テントを張るのはあと2回、今夜と明日の夜だ。


しかも、明日の夜は翌朝(つまりはこの時点で明後日朝)の10時半の船に乗船せねばならない。


そして、今いる「岩内」は小樽から遠からず近からずのスポット。ここで、キャンプツーリング史上初めての、連泊を決意する。


そうと決まれば受付で連泊の意思を表明し、二日分の料金を払う。

なお、旅風ツーリングガイドというHPに辛口キャンプ場ガイドというコーナーでこのキャンプ場が一日2000円だと語られていますが、実際はバイクで敷地内の緑地に張るのは一日1000円だった事を付記しておきます。


そして、ファミリーサイトが充実しているので設備はかなりいいです。シャワーとかもあるし、ゴミもこの料金で捨てられる(一日に1セットのごみ袋セットが渡される)、トイレも綺麗。管理棟はメチャ綺麗。


旅風では評価対象になっていなかったけれども、1000円ならば、私は納得です。温泉も近いし。


ただ、ちょっと明るすぎかもしれません。


街灯も多いし、しかもその値段でテント張れる区画は大きくなく、明りがモロなので避けようがない。



と、言う訳で、マイナスポイントもプラスポイントもある、まぁ、可もなく不可もないキャンプサイトでした。












さぁ、夜が明け、朝が来る。




カレンダー的には明日も北海道だが、終日走れるのは今日が最後だ。
(明日の午前10時半出航)






・・・2012年、北海道最終日・・・




この日は、すなわちその日の宿に既に到着しているわけなので、相当気が楽だ。




さらに、テントや寝袋といった嵩張る物は此処に置いていけるのだから荷物的にも身軽なライディングが楽しめる。連泊のメリットを全身で感じる!



さぁ、今日の予定は昨晩のテントの中で練った。


岩内→ニセコ(通過)→羊蹄山→留寿都→支笏湖→新千歳空港→定山渓→小樽→余市→積丹岬→神威岬→神恵内→岩内


というルートを通る。


まずは、岩内→ニセコだが、ここは北海道のルート66と言われる道道66号を通っていく。交通量はこの時間だと皆無。


途中、キタキツネがのんきに道端で寝そべっていて驚く。


ニセコに着く。ここは何度も来ているのでスルーし、真狩村をのぞく。


ここには歌う細川孝が出没するらしい。


この日の朝は遠くに光が降り注いでいる感じの「曇り」・・・

熱唱 細川たかしの像・・・と、書いてある・・・

 歌う細川孝に会う事は出来たが、時間が早いせいか歌ってはくれなかった。


さぁ、大してがっかりもしなかったが気を取り直して支笏湖方面へ進む。



途中、きのこ王国で100円きのこ汁を頂く。あったかーーい。味も平凡。だが、100円でこれが飲めるお手軽感がたまらない!間違いなく100円でのこれはお安い・・・


新千歳空港に着くとお土産の買い回りをする。丁度、廃ダンボールで送ると1000円キャンペーンをヤマト運輸がやっていたので纏めてポン、てなモンである。(ちなみにジャガポックルの廃ダンボールで送られてきて弱冠嬉しかった)



新千歳を過ぎると少しだけ高速に乗って、北広島ICまで、そして羊が丘のあたりや札幌ドームの裏手の道を通過し、国道230号で定山渓のあたりまで進む。


ちなみに超有名な「少年よ大志を抱け」のクラーク像はこの羊が丘のあたりに像があるそうだ。(行った事が無い)


そして、定山渓のあたりで、進路を変え一路小樽方面へと向かう。


道道1号だ。



このルートでは、山の中で取り締まりをやっていた。


幸い、対向車のお陰で捕まらずに済んだが、あれが無ければ120%つかまっていたと思う。危うく、この旅が無違反で無くなる所であった。


小樽は市街地には入らずにそのまま余市方面に向かう。


余市と言えばニッカウヰスキー!





去年はここで見学をして良い思い出を作ったが、今年はここでお土産を購入し、これもお家に宅配ポンとね。



この後、積丹半島へ向かう。


お目当ては積丹のウニ丼と積丹岬&神威岬である。


なんでも、このあたりの海の青さは特徴的で「シャコタンブルー」と呼ばれているらしい。サマルカンドブルーのパクリ???


弱冠地球が丸く感じる写真だね(積丹岬より)

シャコタンブルーって言うのは海の色であり、空の色ではありません。

灯台まで来ている電線。

シャ・・・シャコタンブルー??


 そして、神威岬に向かう。


神威岬は、積丹岬よりも知名度は低いけど、ライダー的には知名度のあるおなじみの場所だ。



神威岬に向かう丘。この丘を登ると・・・

シャ・・・シャコタンブルーーー!!!!!!!

奥に続く先っぽが本当の神威岬

神威岬への道途中より。かつては女人禁制だったけど、今は崩壊の危険性とかで男も女もクローズされていました。





さぁ、長い長い旅も、いよいよ終わりだ。



岩内に戻り、帰り支度をする。


















岩内では、最後のセイコーマートの夕飯買い出しをして、ゆっくりと、ビールを飲む。















そして、今回の旅を思い出す。





やっぱり、あの、雨の半日。



晴天のオロロン・エサヌカ・知床







石油温泉









東大沼公園近くのセイコマさん






函館、ラッキーピエロのハンバーガー







余市のニッカウヰスキー





沢山の思い出が出来た。





こんなに充実した旅は久しぶりだった気がする。











今度の渡道で、北海道は最後にしようかと、おもっていた。






しかし、なぜか、帰りのフェリーから北海道を見ると、心の中で、叫ぶ。








































「また来るよ」










と・・・・














2012年 北海道ツーリング    



~Fin~

2012北海道ツーリングレポート⑦

五日目後半



茂津多岬(モツタミサキ)へ向かう。


といっても、行き当たりばったりで行くわけだ。


なんでも、海面→灯台のてっぺんの高さ・・・290mというのが、日本一という灯台だ。


国道からこの道に入ると、最初こそ舗装されていたがまもなく舗装されていない道へ突入する。


しかも周辺は熊の生息域・・・


時折クラクションを鳴らしながら進む。


岬に着くと、意外にも灯台に先客がいた。(しかも徒歩だ!!)


 






灯台を後にすると、岩内(いわない)に向かう。

近くに、泊原発があることでおなじみ。









そこの、岩内リゾート公園にキャンプする。


岩内リゾートパークCP、ところで案内板のフォントがおどろおどろしいのはなぜ??そして、初代ユルキャラ選手権準優勝のたら丸とべに子がおる・・・




さて。



ここで、深く考える。。。






6日目へ。。。




2013年6月28日金曜日

2012北海道ツーリングレポート⑥

五日目



朝から曇ってはいるが、雨はどうやら我慢してくれたようだ。



遠くから、わずらわしくない長さの電車の音が聞こえる。眠くはないが、コーヒーを淹れて、昨晩のハーレー乗りの方々と朝のミーティングだ。


今日は、ハーレーの方々は北へ向かうそうだ。

私は南に向かう。目指すは函館市。大学時代以来であり、その時はバイクでも車でも無く電車だったから、ドキドキする。


函館市に入る前に、岬に立ち寄る。恵山岬だ。


これが、特に何もない岬なんだけど、ライダーの先端病が発症していかざる得ない空気感で行ってみた。


当然、誰もいません。


さみしく立つ、恵山岬の灯台
特に何もない岬で人もいない。灯台に挨拶すると静かに立ち去る。





途中の道路には地元の人が昆布を所狭しと干している。道に立ち込める昆布の香り。



途中、道の駅で思わず、お土産用の昆布を購入した。


















函館に着くと、函館山のふもとの谷地頭温泉に入浴する。

以前来た時は、改装工事で浸かれなかったが、今回は浸かれた。


・・・ここの温泉。。イイ!!

かなり冷ましているそうだが、それでも熱い温泉に、のぼせないように注意して浸かった。


休憩所で一休みする。


・・・思えば遠くに来たものだ。

休憩所でオロナミンCを飲みつつ、しみじみとそんな事を思った。

何故だろう、最果てよりもはるかに都会な函館の温泉でそんな事を思うのだ。この旅もすでに5日目、次はどこに行くのだろう。ああ、お土産を買わなきゃな。トーマスにはトウモロコシで良いだろうか。メガネックスにはカニとウニのセットでも送ってやろう。


函館をくるっと一廻り。 










函館で立ち寄ったのがここ、チャーミーグリーンの坂。その後、函館を後にしました。正直、あんまり好きでないのよね。函館って。



さて、函館を過ぎると、北海道最南端には向かわずに厚沢部、江差の方に向かう。


江差の方からは再度、日本海沿いに北上していくルートを採る。


途中現れるのが、館の岬?とかいう岬だ。結構きれいな岬。










五日目後半に続く。













2013年6月26日水曜日

2012北海道ツーリングレポート⑤


まさかのマシントラブル発生!


症状は、荷物を入れているホムセン箱のステーが破損、プヨプヨしておる。。。


うむ~。状態を正確にとらえる必要がある。

とりあえず、路肩に止めていたが近くのお土産屋の駐車場に入り、状態を調べてみると・・・


(写真がないのよね・・・)


私の荷物のホムセン箱は荷台のキャリアに木の板を取り付け、その木の板に箱を固定するという方式で固定されている。

その板が雨の中の走行や、今までの疲労により割れていた。

完全に割れきってはいないのだが、半分割れている。


状況を見るに、ステーの板と箱は4本のボルトで固定されていて、そのうちの1本はステーが割れた関係で死んでいる。

ステー板とキャリアは5本のボルトで固定されているが、こちらに関しては1本が半分死んでいる状況だ。


このまま走っても、ただちに滑落や荷物の崩壊が起こるとは考えられないが、とりあえず、リアシートに積んでいるシートバッグに重い物を移動させる。


また、余っている荷締めコードでホムセン箱とリアシートを固定する。これで走行中のプヨプヨした感覚は消えた。


手で力を掛けてみても大丈夫そうだ。


うむ。応急処置は完了!!


さて、この後どうするか・・・


考えあぐねた末、ミクシイのつぶやきで意見を募る。






「Dレベルのマシントラブル発生。。さて、無理して帰るか、応急対策で家まで帰るか、問題の部分を家に送るか、半日潰して抜本対策をとるか。。。」


それに対して、メガネックスがレスを付ける。

「寝て全てを忘れよう!」

それに対して私のレス・・・

「だよね。※忘れて無かったことにする。に確定!!!!」
 

とりあえず、応急処置がかなり奏功しているので、抜本対策は要らないと判断、そのまま走る事にした。応急処置の荷締めコードで万万が一滑落しても周りの交通に与える影響は少ないと判断(と言っても、その場合は私が徐行する事になるのでそういう意味では迷惑だが)走り続ける事にした。


思えば、初北海道で初パンク、2度目の北海道では夜中のツーリングと、テント用ハンマー紛失、去年の北海道ではまさかの立ゴケ×3回、そして、2012年はステー破損と、必ずどこかでトラブルに遭遇するのも、北海道ツーリングの楽しみ。


(ちなみに日記にはUPしていませんが、それ以外でもトラブルがありました・・・;;)




その日は、森町でイカメシを食べると、近くのセイコマで夕飯と明日の朝飯を買いだして大沼公園CPに向かった。




ふう、寝て全てを忘れよう。










が、しかし!






 なんとなんと、昨日からの大雨で大沼公園キャンプ場はクローズ!!



急遽、近隣の流山温泉キャンプ場にダイバートする。




が、しかし、ここがイイ!!!!!!!





 温泉がすぐそば、っていうか、温泉屋さんが運営しているキャンプ場みたいなものだ。


温泉につかる。




おもえば、登別の温泉に入ったのも今日だ。雨に打たれて大変だったのも今日だ。





なぜか、雨の日の方がツーリングの思い出は色濃く残る。


あーーーーーー!疲れた☆!!!!!!!!!!!








ちなみに、隣にハーレー軍団が到着、話しかけると、みんなでハーレーの良いトコ悪いトコ話になり、なぜかハーレーに関しては高確率で「おらがバイクの悪いトコ」自慢が始まる。セイコマで買ったワインやハーレーさんたちのウィスキーのお湯割りとかでずいぶん楽しい時間を過ごした。



なぜか、ハーレーがうらやましくなる時間だった。みんな自分のバイクやハーレーが好きなんだろうな、と思った。











 今回は、写真ナシの回って事で・・・















2013年6月25日火曜日

2012北海道ツーリングレポート④


スピード更新。

その理由は簡単。

写真がすくないから。


つまんないレポートかもしれません。ご勘弁を。



四日目・・・






朝の4時頃に目が覚める。

ポタポタと嫌な音がする。



周りのテントから急いでバイクに走る足音がする。昨晩の内にやっておけばいいのに。私は大きな木の下にテントを張ったので、ずぶぬれにはなっていないが、それにしても、雨というのは陰鬱だ。

テントから出ると、自販機に行き、自販機でコーラを購入。飲み干す。久しぶりにコーラを飲んだ気がする。命の水だ。




さてさて、どうするか、まぁ、昨日の内からこうなった場合の対処方法は考えてあったのだ。


強行突破、あるのみ。


今日は移動日として、割り切って、濡れよう!


濡れると決まれば怖いもんはない。テントの木の下で、お湯を沸かすと、コーヒーをすする。美味いんだなこれが。まわりのバイクの人々もゆっくりとしている。雨の中、急いでも仕方ないものね。



最新の気象情報をスマホで検索。


もはや不可避だ。


まぁ、嫌なものだが、これも思い出、一息つくと、雨がひどくならないうちに出発する


これがいけなかった。


今日のルートは帯広から高速に乗って一気に苫小牧方面までワープする作戦だが、帯広~夕張までの新しく開通した高速にはSAPAがないのである。ガス欠に注意を要する。



さて、小雨の中、必死に走る。そう、覚悟の上なのだ。耐える。






高速に乗る。雨の勢いはスピードの2乗に比例する。



雨脚が強まる。




いよいよいけない。

トンネルの中の緊急待避所に駆け込む。


緊急だ。


お尻の穴まで濡れる感覚。


携帯をジップロックにしまい、雨対策を厳にする。再度出発する。


ようやっとついたPAには座る椅子すら用意されていない。自販機で飲み物を飲もうと財布を開くと、小銭が無い。

しかたが無いので、1000円札を、と見ると、全ての紙幣は水没していた。


・・・あかん。。。


そこにバイクが駆け込む。緊急退避だろう。しばらく休むと、雨がやみ始める。

前線を突破したのだ・・・


あまりに大きな犠牲を払った。


とりあえず財布に入っている○万円ほどのお金は現在機械での処理は不可能だ。

窓口での処理も嫌がられる可能性大。


旧一万円札より始末に負えない。


ともかく、早く目的地にたどり着く事だ。

目指すは、、登別!!




高速で苫小牧を過ぎたあたりからは路面も乾いてきて、雨がかなり前に通過したであろうことがうかがえた。

あんまり高速を走っているのは面白くないしいよいよガソリンもピンチなので、下道に降りる。登別東ICで降りると、給油に向かった。


ガソリンはカラッカラ。のどもカラッカラ。おなかもカラッカラ。ついでに財布もカラッカラ。中身はヌレッヌレ。身体は雨に打たれてヒエッヒエ満身創痍である。


ガソスタではカードが使える事を確認してハイオク満タンである(!現金は水没中!)そして、倶多楽湖(くったらこ)に向かう。 






倶多楽湖畔。空の曇り具合と明るさが物悲しい。

カッパの横断あり、看板も、精神的に打ちのめされているので心に響かない。

だ、そうです、、、

そのまま走ると登別温泉の源泉が見えてくる。


噴煙?が上がる名も知らない峰

おおっ、源泉かな?みたいな精神状態で撮ったのを覚えています。

奥の駐車場は有料だったのでここで写真を一・二枚失敬した。

バスロマンの「登別カルルス」が登別とカルルスで違う温泉だと知って驚愕。

さて、ここまで来たのだ。午前10時。


やっぱり温泉入るでしょ。身体はヒエッヒエ。


登別の温泉街に降りる。

まず一番初めに郵便局に向かう。郵便局で水没した○万円を交換してもらう。

濡れた財布に入れたので、また湿り始めるお札。

とりあえず、乾かさなければ。イロイロと。




しっかし、どこもかしこも13時から、とかでやっていない。(現在11時)

なんとか探し当てたホテルで日帰り入浴を所望する。


ちょっとお高そうなホテルだ。ドレスコードに引っ掛かりそうな姿なので緊張するが、快く温泉に入れてくれた。展望露天風呂である。

ああ、骨まで染み込むとはまさにこういう事を言うのだろう。快哉を叫びたいIN全裸。



ついでに、財布を綺麗にし、備え付けのドライヤーで財布を乾かす。装備が復活していく。休憩所で横になり眼を閉じる。

さっきまでの事が昨日の事のように思える。まだ昼前で眠くはないが、今後の旅程に思いをはせる。

次は、どうしようか。

北海道に来る前に予定を立ててはいたが、初日と二日目の予想以上のハイペースにより、予定は未定状態になって久しい。そして、この天候である。
現在は雨が降っていないが、一歩間違えれば雨範囲に突入しかねない。コース選びは慎重にせねばなるまい。


このまま南下をつづける事にする。

とはいっても、室蘭方面へは昨年立ち寄っているので、洞爺湖方面に抜ける事にする。また、その絶好のルートがあった。すなわちオロフレ峠越えのルートである。

オロフレ峠にさしかかると、雨が降ってきた。

不用意に高度を上げるべきではなかった。周りの交通も皆無である。すれ違う車の一台もいない、ある意味最果ての場所よりも最果て感は勝っているような場所と時間とシチュエーションである。

しばらくすると、集落に入る。峠を越えたのだ。

そして峠を越えた瞬間、降り止む雨。標高の高い場所しか降っていないのであろう。

遠くにはっきりと昭和新山が見える。そして、お昼ごはん。

昭和新山が噴煙をあげている・・・大地の息吹を感じる場所だ。

そういえば、温泉も大地の恵みであり、なによりもこの大地のほとんどは元からある物を人間が適当に手を加えたにすぎない部分だ。そんな手の加え方であーだこーだやっているのが下らなく思える。


有珠山の辺りを過ぎて、噴火湾沿いをひた走る。


あまり走りやすい道ではなかったが、噴火湾からの潮の香りを感じる。しばらく走ると、伝説的なアノ町に出る。



「おはまんべーーーーーーーー!!!!!!」


等の名言で知られる長万部町だ。

去年、問題発言で失脚したが、ここで、まんべ君に壊れるほど抱きしめられたのだろうか、バイクにトラブルが発生した。









四日目後半に続く・・・


2012北海道ツーリングレポート③



三日目・・・


予定を上回る旅の順調さは、同時に、ノープラン状態をもたらした。


とりあえず、南に向かって走る。

計画のアウトラインがあると、方角だけでも決まるので、こういう時方針を見失わない。


さて、しばらく走るとサロマ湖が見えてくる・・・


・・・?!



人生初のサロマ湖だが、、湖???


琵琶湖を見たときもデッケーって思ったが、そこに船が浮かんでたり、港があったり、もはや、海。サロマ湾だろ!!という景色。


そして、サロマ湖は全体的に浅いらしく、覗き込むと、意外と浅い砂地が見える。

いわゆる潟湖なのだから当然と言えば当然だが、教科書通りの地形に弱冠感動(地理学専攻だった)


潟湖はラグーンとも言われ、ラグーンって言うと、一気にバカンスに来たイメージだ。地形の輪廻を考えると、潟湖はその後、湿地帯となり、湿原となり、陸地化する。北海道の地名を挙げていくと、サロマ湖→湯沸湖(海性湿地)→釧路湿原→サロベツ原野→石狩平野のような輪廻をたどる。この輪廻を経ると、ジャンプするとポヨンポヨンする不思議な泥炭地が出来上がり、この泥炭が石炭になる。


ちなみにここまで何万年もかかるので注意して欲しい。


サロマ湖で愛車との記念写真

すっごく遠浅の海・・じゃない湖・・・エビの楽園になるわけだ

さて、網走の道の駅で休憩すると、一気に知床に向かう。

知床は2年前の北海道ツーで霧の中を走るという恐怖を体験した地だ。

視界5m・・・それでも、最上部ではもしかして雲海??とか思って走ったが、視界5mだと、知床峠のパーキングの位置すら判らず雲海どころではなかった。



知床横断道路がよく雑誌がやる「走りたい道」企画で常連なのはよくわからなかったが・・・


羅臼岳、雲の形がベストですゼ☆判ってらっしゃる!

羅臼岳と道を一緒に撮ろうとしたら偶然ハーレー(?)がフレームイン。平成24年8月15日午前九時半ごろココを通ったあなたです。すいません、勝手に使わせていただいております。もしご本人がいらっしゃったら連絡ください。

自分もこんな風に撮ってもらいたいなぁ。(顔が判らないようにと言う意味)



知床は良い所だった。

オシンコシンの滝はスルーしたけど(なにやら車がすごかった為)やっぱ道路のうねうねが上から見えて、それを見ながら走れるとかすごいっす。



さて、知床を羅臼方面に降りると、そこにある有名温泉が熊の湯だ。


だが、ここはスルー。


向うは道の駅しれとこの裏手にある足湯だ。

じつはこの湯は熊の湯から引いてきている物らしく、激アツ足湯だ。

むぅ・・・写真が無いのぉ・・・


そしてあんまり人がいない。意外と穴場。


さて、ライダーが足に受けるストレスは相当のものらしく、この足湯っていうのはそれを実感させられる。

足湯、好きよ。


そして、野付半島に向かう。

野付半島は巨大な砂嘴だ。その先には幻想的な立ち枯れしたトドワラを見る事が出来る。





野付半島から戻ると、根室に行くか、迷うが、ここは内陸に舳先を向ける。


向ったのは、ここも聖地とされている開陽台。




ここには、全国各地の地名をナンバープレートに冠した様々なバイクがやってくる。

車種も、スポーツ・ツアラー・オフロード・ネイキッド・アメリカン・ビッグスクーター・スクーター・原付・・・様々なバイクの晴れ舞台だ。

開陽台自体は一度見れば二度目の感動が薄く、そう考えると、オロロンラインはやっぱ見どころ豊富なのかもしれない。


しかし、ハチミツ掛けソフトクリームが美味い・・・

写真が無ぇよ・・・


続きまして、





牛文字!




そして、写真が無いのですが、


阿寒湖

足寄

上士幌

ナイタイ高原牧場


まで走る。


昨年はナイタイ高原はやっぱり雨の中だったけど、今年は??





・・・快晴とはいかないものの、半分晴れた!

って事は来年は完全に!!って期待して終了。


そして、超有名キャンプ場、上士幌航空公園キャンプ場に停泊する。



ここに泊まるとある法則が発動する(3年前から鉄板の法則)

① 上士幌の温泉に入って、めっちゃ温まる
② セイコマでコマイと弁当を買う、ビールもネ☆
③ 翌朝は雨である









四日目・・・朝・・・




雨だ・・・























2013年6月23日日曜日

2012北海道ツーリングレポート②


二日目後半。


豊富を出ると、また北上を開始する。

3年前に訪れたけど、その後は行かなかった最北端に立ち寄ろうとおもう。

やっぱり、最北端に来るのは数ある北海道ツーリングでも特別なのだと実感。


その前に豊富の牛乳を浴びるほど飲む。石油温泉は湯あたりを恐れてカラスの行水だったわけだが、牛乳はしっかり飲む。

湯あたりは恐れても、食あたりは恐れないのがマイクオリティー!





しばらく走ると、丘陵地帯に入る。宗谷丘陵だ。


丘陵は周氷河地形特有の、丸みを帯びたなだらで連続したものだ。

北海道本島の最北端。宗谷岬だ。

丘陵には鹿が遊びに来ていた。とは言え野生なので刺激したりはしないように。

大韓航空機撃墜事件の慰霊碑モニュメント


さて、宗谷岬を過ぎると、横にある海は名前を変える。

オホーツク海だ。

異国の名前を冠する海を左手に見ながら南下をつづける。時折、この地の冬は如何ほどであろうかと想像するに想像だにできない光景が広がるのだろうと思う。


そして、猿払(さるふつ)のあたりで脇道に入る。



ライダーの有名路線。エサヌカ線だ。

時折、「エヌサカ」線という誤記が見当たるが、エサヌカが正しい。(と言っても、エサヌカ線という名前は行政が付けたりしている名前ではなく通称に近い)

名前の由来は「エサヌカ原生花園」からだろうと思われる。こちらは猿払村が付けている名称なので、おそらくはエサヌカが正しいと思われる。



さてさて、そんなエサヌカ線。








あまりの直線と、晴天時に起きる蜃気楼現象「逃げ水」で時折「道が空に溶ける」と表現される事もある直線道路だ。



言葉も出ない。



何往復も走って見たりする。



行き交うライダーとのピースサインも楽しい!

テンションマックスで立ち乗りピースサインとかやってた。




さて、日が傾き始めると、一気に暗くなる恐れがある。


現実に戻り、今日のキャンプ地を目指す。


もともと稚内近郊で泊まろうと考えていたが、意外と早くここまでこれてしまった。まさか予定の為に引き返すなんてばかばかしい。


ツーリングマップルで今日のキャンプ地を探す。


実際、ロングツーなんてこんなもんだ。


・・・悩む。多少遅くなっても一気にサロマ湖まで行くか、サロマ湖まで行かずに、雄武町(おうむちょう)あたりで停まるかだ。


うーむ。。。先急ぎの心理だが、、、こんな所で急いでも仕方がない。しかも予定は大幅に上回っているのだ。


ゆっくりでいいよ。

雄武町に決定。


初めて聞くし、泊まったというレポートを見た事も無い日の出岬キャンプ場に停泊する。



お盆の時期と言う事もあってキャンプ場は混んでいたが、イモ洗い状態と言う訳でも無し、隣のテントとはゆうに30mくらいはなしてテントを張る。





遠くからかなり大声ではしゃぐ子どもの声が聞こえるが、不思議とうるさくは感じない。なんだろうね、この空気感。



とは言いつつも、夜の帳が落ち、テントの中でセイコマ100円惣菜と弁当、ビールを飲むと早々に眠りに落ちた。


おもえば、今日は4時半から走っているのだ。7時には自動的に空の明りは落とされと同時に眠くなる。


こういう時差ぼけを、「新日本海フェリー時刻」という。






























そして、朝、3時半。唐突に目が覚める。


さて、ファスナーの音にも気を付け、外に出ると・・・


最も明るく写るのは月、斜め上に金星、その延長線上に光るのが木星、月近くにはカストルとボルックスのふたご座、そして知名度No1オリオン座が見える。空が色づいているのは朝が近い為。




この時間ではさすがに冬の星座が見える。

夢中でシャッターを切る。


プラネタリウムのような星空ではない。そこに空気があり、風があり、雲がある。星空としては不完全だろう。

でも、この星空の雲を邪魔とは思わない。むしろそうある事が自然に思えてならない。まったく違和感のない星空だった。


時間が過ぎていく。そして、思ったよりも夜明けが近づいていたようだ。


すぐに夜が明け始める。








日の出岬とは、まさに名は体を表す。

見事な日の出と朝やけを見る事が出来ました。





空に広がりを感じるほどの見事な日の出。


さぁ、出発だ!!!











三日目に続く。