そう、今日を入れてキャンプ=テントを張るのはあと2回、今夜と明日の夜だ。
しかも、明日の夜は翌朝(つまりはこの時点で明後日朝)の10時半の船に乗船せねばならない。
そして、今いる「岩内」は小樽から遠からず近からずのスポット。ここで、キャンプツーリング史上初めての、連泊を決意する。
そうと決まれば受付で連泊の意思を表明し、二日分の料金を払う。
なお、旅風ツーリングガイドというHPに辛口キャンプ場ガイドというコーナーでこのキャンプ場が一日2000円だと語られていますが、実際はバイクで敷地内の緑地に張るのは一日1000円だった事を付記しておきます。
そして、ファミリーサイトが充実しているので設備はかなりいいです。シャワーとかもあるし、ゴミもこの料金で捨てられる(一日に1セットのごみ袋セットが渡される)、トイレも綺麗。管理棟はメチャ綺麗。
旅風では評価対象になっていなかったけれども、1000円ならば、私は納得です。温泉も近いし。
ただ、ちょっと明るすぎかもしれません。
街灯も多いし、しかもその値段でテント張れる区画は大きくなく、明りがモロなので避けようがない。
と、言う訳で、マイナスポイントもプラスポイントもある、まぁ、可もなく不可もないキャンプサイトでした。
さぁ、夜が明け、朝が来る。
カレンダー的には明日も北海道だが、終日走れるのは今日が最後だ。
(明日の午前10時半出航)
・・・2012年、北海道最終日・・・
この日は、すなわちその日の宿に既に到着しているわけなので、相当気が楽だ。
さらに、テントや寝袋といった嵩張る物は此処に置いていけるのだから荷物的にも身軽なライディングが楽しめる。連泊のメリットを全身で感じる!
さぁ、今日の予定は昨晩のテントの中で練った。
岩内→ニセコ(通過)→羊蹄山→留寿都→支笏湖→新千歳空港→定山渓→小樽→余市→積丹岬→神威岬→神恵内→岩内
というルートを通る。
まずは、岩内→ニセコだが、ここは北海道のルート66と言われる道道66号を通っていく。交通量はこの時間だと皆無。
途中、キタキツネがのんきに道端で寝そべっていて驚く。
ニセコに着く。ここは何度も来ているのでスルーし、真狩村をのぞく。
ここには歌う細川孝が出没するらしい。
この日の朝は遠くに光が降り注いでいる感じの「曇り」・・・ |
熱唱 細川たかしの像・・・と、書いてある・・・ |
歌う細川孝に会う事は出来たが、時間が早いせいか歌ってはくれなかった。
さぁ、大してがっかりもしなかったが気を取り直して支笏湖方面へ進む。
途中、きのこ王国で100円きのこ汁を頂く。あったかーーい。味も平凡。だが、100円でこれが飲めるお手軽感がたまらない!間違いなく100円でのこれはお安い・・・
新千歳空港に着くとお土産の買い回りをする。丁度、廃ダンボールで送ると1000円キャンペーンをヤマト運輸がやっていたので纏めてポン、てなモンである。(ちなみにジャガポックルの廃ダンボールで送られてきて弱冠嬉しかった)
新千歳を過ぎると少しだけ高速に乗って、北広島ICまで、そして羊が丘のあたりや札幌ドームの裏手の道を通過し、国道230号で定山渓のあたりまで進む。
ちなみに超有名な「少年よ大志を抱け」のクラーク像はこの羊が丘のあたりに像があるそうだ。(行った事が無い)
そして、定山渓のあたりで、進路を変え一路小樽方面へと向かう。
道道1号だ。
このルートでは、山の中で取り締まりをやっていた。
幸い、対向車のお陰で捕まらずに済んだが、あれが無ければ120%つかまっていたと思う。危うく、この旅が無違反で無くなる所であった。
小樽は市街地には入らずにそのまま余市方面に向かう。
余市と言えばニッカウヰスキー!
去年はここで見学をして良い思い出を作ったが、今年はここでお土産を購入し、これもお家に宅配ポンとね。
この後、積丹半島へ向かう。
お目当ては積丹のウニ丼と積丹岬&神威岬である。
なんでも、このあたりの海の青さは特徴的で「シャコタンブルー」と呼ばれているらしい。サマルカンドブルーのパクリ???
弱冠地球が丸く感じる写真だね(積丹岬より) |
シャコタンブルーって言うのは海の色であり、空の色ではありません。 |
灯台まで来ている電線。 |
シャ・・・シャコタンブルー?? |
そして、神威岬に向かう。
神威岬は、積丹岬よりも知名度は低いけど、ライダー的には知名度のあるおなじみの場所だ。
神威岬に向かう丘。この丘を登ると・・・ |
シャ・・・シャコタンブルーーー!!!!!!! |
奥に続く先っぽが本当の神威岬 |
神威岬への道途中より。かつては女人禁制だったけど、今は崩壊の危険性とかで男も女もクローズされていました。 |
さぁ、長い長い旅も、いよいよ終わりだ。
岩内に戻り、帰り支度をする。
岩内では、最後のセイコーマートの夕飯買い出しをして、ゆっくりと、ビールを飲む。
そして、今回の旅を思い出す。
やっぱり、あの、雨の半日。
晴天のオロロン・エサヌカ・知床
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石油温泉
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東大沼公園近くのセイコマさん
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函館、ラッキーピエロのハンバーガー
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余市のニッカウヰスキー
沢山の思い出が出来た。
こんなに充実した旅は久しぶりだった気がする。
今度の渡道で、北海道は最後にしようかと、おもっていた。
しかし、なぜか、帰りのフェリーから北海道を見ると、心の中で、叫ぶ。
「また来るよ」
と・・・・
2012年 北海道ツーリング
~Fin~
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