2013年7月6日土曜日

北海道ツーリングの荷物

さて、前回は買うだの買わないだの、迷っていましたが、無線機はともかくとしてバッグについては持っていく物が確定していないのだから今の段階であーだこーだ言っても始まらないわけです。


そこで、持っていく荷物を確定させる作業をやっていきたいと思います。






考え方の基本は


「あ!山の中で大変な事に!!」

「よし!次の町まで行くぞ!」

「まずは走れるようにしなくちゃ!」




の走れるようにする事が大切だと思っている。


ここで、今までの北海道ツーで体験したトラブルと、見かけたトラブルについて報告したい。




①体験したトラブル



「パンク」

富良野から夕張方面に続く国道452号。途中にある三段滝PAでパンク発覚。当時はパンク修理キットは無かったが、チューブレスの空気が抜け切る前に、三笠市へ到達、地元の農機具修理工場のような所でパンク修理をして貰った。休日の中対応してくれた店主に感謝!以来、パンク修理キットを持ち歩くようになった。


「ミラー破損」

走行中にミラーの位置が定まらず、エイッってやったら、ミラーの土台のステーをナメてしまった。クルクル回っちゃう状況に。。とりあえず、ビニールテープでガチガチに固定してそのまま東京まで帰った。(自宅で調べてみたらナメておらず、ナットが緩いだけだった・・・)


「ミラー破損②」

綺麗な景色を撮影しようと、バイクに跨ったままカメラを向けて撮影。直後に、バランスを崩し、ガードレールに寄りかかるように転倒?した。完全に倒れていなかったので、跨ったまま車体を起こし、車体に異常は無い・・・と思ったが、ミラーの丁度いい所に当たったらしく、ミラーの鏡面だけ、パカって感じで外れた。ビニールテープでガチムチに固定して東京まで帰った。


「トンカチ」

真夜中にテント設営する羽目になって、急いでテント設営した。翌朝、すっきり目が覚めて出発し、その日の夕方テントを設営しようとしてトンカチを前の場所に置き忘れた事に気付いた。仕方なく、近くにあった大きめの石で代用した。何とかなるもんだと思ったけど、石が無いサイトもあるので翌日、途中にあったホムセンで購入した。


「ハチに刺される」

真夏北海道ツーで過積載のバイクをサイドスタンドで停めるとだんだんサイドスタンドが地面にめり込んでしまう現象が起きる。(北海道のアスファルトは寒冷地仕様で柔らかいから、らしい)そこで、かまぼこ板を噛ませて停めていたのだが、かまぼこ板をどこかに忘れてしまい、仕方なく、セイコマで買ったコーヒー缶を潰して噛ませていた。さて、出発しよう、車体を起こし、缶を拾うと指に激痛!コーヒー缶の中の糖分を拾いに来たハチに刺されてしまったのだ。今後はブラックコーヒーの物にします・・・




②目撃したトラブル


「脱輪」

北海道ツーでは、景色の良い所が多く、そういう際に路肩にさっと止めて写真を撮って、さっそうと立ち去る・・・バイクの機動力が活用されている瞬間だが、2011年の北海道ツーでは路肩から脱輪して困っているライダーがいた。同行の父と共に、その人のバイクをなんとか、路面まで戻したが、いくらなんでも一人じゃ無理だ。気をつけようと思った。


「熱中症」

北海道にも「夏」という季節はあるわけなので、十分気を付けてほしい。2010年の旅では富良野のファーム冨田でぷらぷらしていると、写真撮影をしていた女性が起き上がれずに倒れこんでしまった。立ちくらみも合わせ技だったんだろう。その日は9月にしては暑く、女性も油断していたに相違ない。同行の人たちがあわてて介護していた。


「ガス欠」

北海道にホンダのXLR BAJAというバイクで行っていた時の事。そのバイクはタンクが7Lと小さかったので、シンナー缶をガソリン携行缶にして持ち歩いていた。(貧乏学生の命知らずの愚行です。ちゃんと基準品を使いましょう!その携行缶は、北見市の手前でバイクを押している原付学生の救難に使われた。・・・お互い若かった・・・


「荷物の落下」

早朝の北海道を襟裳から東に向かって走っていると、対向車線にハーレーが来た。ピースサインを交わすとすれ違ったが、なんと、荷物が点々と落ちているではないか・・・。。
すぐに引き返してハーレーの運転手に告げ、二人で荷物を拾った。それにしても、その時間帯、車がまったく通らず、荷物は無傷だった。。










北海道庁のキャンペーンに使われる「試される大地」という言葉。「試される」って言うのは色んな意味がもちろんあるんだろうけど、ある意味、バイク乗りの危機回避能力や緊急離脱能力も試されている気がする。

北海道の危機回避能力は東京の危機回避能力とは別な意味でのそれも必要とされるわけだ。


また、北海道は日本な訳で、必要以上の荷物を持っていくと、旅の楽しみをスポイルしてしまう。北海道のバイク旅についてのみ言えば、準備のしすぎって言うのも充分これにあたる。

東京からレトルトカレーパウチを持ってきている人を見かけたりするが、セイコマで買っても良いわけだ。

その辺のバイク以外での行動もいちいち試されている部分がある。

準備するべきか迷い、買うか買わずか迷ったら、それが「すぐに使えるか」「北海道でも手に入るか」を考えて、すぐに使えて北海道でも手に入る物はあえて持っていかないのも手だと私は思う。









このブログ・・・エクセルアップロード出来ないのね・・・表を上げたかったのに・・・












0 件のコメント:

コメントを投稿