4月4日・5日とツーリングに行ってきました。相方はモチロン、このバイク。
SUZUKI V-strom DL-650 (’13国内仕様)
初の長距離ツーリングともなりまして、長距離を走ってみた感想もあわせてお送りいたします。
さて、実は、4・5・6と、3連休をいただいています。(書いてる今日も連休中)この3連休というのは、当社の場合はすこぶるとり難い。
取れば取ったでお小言を覚悟せねばならないのですが、ま、つっても週半ばに急に決まった3連休。有効利用せねばとツーリングに行きました。
昨年は四国に3日間行きました。ここも素敵なツーリングでして、やっぱり回れ切れなかったので今年もそこに行こうかと思っていたものの、天気は西から下り坂、東に向かうか、北に向かうか、となった。
東京から東や北に向かうとなると、やっぱり東北地方・・・これが一番だ。
しかし、昨年は東北の特に太平洋側をツーリングして回っており、やはり津波の爪あとを見て、それはそれで旅として、しっかり胸に刻むものもあったのだけれども、今回はそういったことを抜きにして、単純に「旅」の原点を探してみようと思ったのです。
モーツアルトは「旅をしない音楽家は不幸だ」と言っていて、旅から旅を続ける人生を送った。(もっとも35歳で死んでいるが)
そして、松尾芭蕉もしかり、旅というのは不思議な魅力を湛えている。
こういった二人を挙げた後に、私も・・・!というのはなんともおこがましいが、とにかく、旅が好きで、バイクはより「旅」に近いと思っているのです。
ま、前置きはこのくらいで。
行先は能登半島。能登をまるっと回るのが主な目的。旅のスパイスは地元の人との会話を楽しもうと思っています。
まずは、初日。
前回の四国ツーでは早朝に家を出たが、今回は比較的ゆっくり目に、7時頃に家を出る。旅立ちは速やかに。そして、バイクにパニアケースを装着すると、一気に高速道路に飛び乗る。
ルートは東京外環自動車道・三郷南→大泉JCT→関越道→藤岡JCT→上信越道→更埴JCT→上越JCT→北陸自動車道→糸魚川IC。
とりあえず、糸魚川ICで降りると、親不知のあたりの日本海の景観を眺め、ヒスイが拾える(かもしれない)海岸に立ち寄る。
鉱石集めは趣味の一つでもあるので、ヒスイが拾えるかはともかく、ちょっと海岸に立ち寄る。
波が海岸の石を洗い、石はカラカラという耳心地の良い音を奏でる。
どの石も角が取れて、なかなか良い感じ。
そこに、緑白色に光る石が一つ・・・おおっ、、まさか・・・
鑑定はその道の友人にやってもらうとして海岸は素敵な石の海岸で、海の色と空の色、そして海岸沿いのエメラルドグリーンが綺麗に調和している。日本にはこんなにきれいな所があるんだ。だから国内旅行は止められない。
その後、また高速に乗り、一気に、富山の小矢部ICまで行く。この後、小矢部から下道を通り、千里浜という、能登半島の付け根の西側に行く。
ここには、日本で何カ所かある砂浜を自家用車で走れる道路がある。千里浜なぎさドライブウェーだ。
海岸沿いを走る・走る・・走る・・・結構長い・・・
なぎさドライブウェーを走り抜けるとそこには神社がある。
能登半島の一宮、気多大社だ。
観光バスとはち合わせる。嫌いじゃないが、厳粛な雰囲気の中でギャアギャアと喚かれるのはどうも好きになれない・・・
ここには、入らずの森という社叢、鎮守の森がある。
入らずというのは、斧が入らなかった森と言う事で、まさにご神域、聖域というにふさわしい空気が流れている。
こちらで、旅の安全とご加護をお祈りし、一路、七尾市の温泉・・・和倉温泉へと向かう。
和倉温泉といえば、加賀屋が有名ですがそこではない所で宿泊する。素泊まりのワケ有り部屋の格安プランで停まったのですが、お部屋が取れたという事で結構いい部屋で宿泊できる事に・・・
本当はキャンプをしようとしていたのに、こんなふうに泊まれるなんて・・・まさに夢のよう。
チェックインを済ますと、能登湾一周プランを開始する。
能登島と能登湾が織りなす美しい景色の中で夕陽が落ちていく。
波の音も、せず。
ただ、静かに日は落ちていく。
宿に帰ると、すぐに休みました。
あすは、いよいよ能登半島周遊だ。
海岸線を車で走れるのは、世界で3カ所しかありませんよー。
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