夜が明けると、昨日の疲労もあって結構遅く、7時半位に出発しました。一路、目指すは輪島市。
能登半島の北部にある、日本海に突き出した市で、輪島の朝市や、輪島塗が有名と言えるだろう。
早速、朝市に顔を出す。
あっちこっちから、「おにいちゃ~~ん!かってって!うちでもこうて~な」などと声がかかりついつい覗いてしまうと最後、何かを買わされる。
初めてですよ。
「お金ないんで!」
とか言ってお店やさんからのがれたの。朝市では格安でカニを購入。実家やその他に送った。その後、輪島塗資料館に向かう。
輪島塗資料館ではやはりお土産の箸等の漆器を購入し、ルンルンで次の目的地に!
ルンルンで行く所・・・それは「禄剛崎」(ろっこうざき)能登半島の最も突き出た場所・・・バイク乗りの先端信仰が発症しているのです。
その途中は、日本海を駆け抜ける快走路!日本海を左に見つつ、アップダウンのある道を走り抜けていきます。
海に吸い込まれそうな感じ!!
中心市街地を出るとすぐにあらわれるのが、白米千枚田だ。道の駅になっていて、ストレスなく景観を見る事が出来る。
ここで、月の出ている夜中に、海と、田と、月明かり、そして暗い夜空を撮影出来たら・・・と、思うと、夏になったら撮影に来たくなりました(冬は寒い)
そして、半島と言えば奇岩の連なる光景。さらにさらに塩田が現れる。
ここは伝統的に揚げ浜式製塩がおこなわれているのです。
今になって、子どものころに渋谷のたばこと塩の博物館に行って、真面目にレポート書いた事がテキメンに効いています!
そして、さらに日本海に沿って北上すると、いよいよ先端です。
ここはかつては海の難所だったそうで、灯台が出来る前はのろしを上げて船乗りたちを守ったそうです。
その為に、ここの地名は「狼煙」(のろし)近くの漁港も「狼煙漁港」さらには、石川県珠洲市というこの地名も火をたいた際の煤から来ているとも言われるほど、海上交通の難所であり、要衝だったのでしょう。
(珠洲市の地名由来は諸説あります。あくまで説の一つだと思われます)
ここ、珠洲市の塩田周りは「人と自然が織りなす日本の風景百選」にも選ばれており、日本を代表する「里の海の景色」なのです。日本は言うまでもなく海に囲まれ、海と里が織りなす光景は遠い昔の先祖のも見てきた事でしょう。気持ちを揺さぶられるのはDNAレベルなのでしょうか。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿