頭の中に、北海道に初上陸したあの日を思い起こす。
どんな時でもそうだが、北海道ツーリングの北海道上陸は特別な瞬間だ。
滑り止めの鉄骨がバイクに振動を与え、それからふいに解放される瞬間。
北海道ツーリング2013の始まりだ!!
まずは、南に向かう。
天候は北に行くほど崩れている。南に向かって走る。
小樽に上陸してから、早朝の小樽・余市を過ぎると、岩内を経由して倶知安に羊蹄山の麓を走る。
ここに来るのは二度目だ。
道の駅を併設している、噴出し公園に寄り道。
清冽に冷たい水が噴き出している。今年はペットボトル持参だ。その水を汲んでいく。
その水は羊蹄山が涵養した水だ。
羊蹄山は、標高2000mに満たない山だが、独立して聳え立つ姿は蝦夷富士の名に恥じない。
麓にはジャガイモ畑が広がる。
(尚、ジャガイモ畑に立ち入る事は絶対にやめてほしい。ジャガイモ飢饉はかつてアイルランドを傾かせ未だにアイルランドの人口はこの影響を受けていると言われている。ジャガイモは疫病に弱い側面があるのだ。認定の種イモ以外禁止されているのもこのためだ。そもそも畑や牧草地に入っちゃだめです)
さて、ここで今回の旅の相棒を紹介しよう。
新潟港FTにて。
手前の二台が私たちの旅の相棒だ。
今回は父と一緒に走り回った。
R1200RとV-stromだ。
R1200Rは毎年の上陸で、V-stromは初の上陸だ。
機関は好調に回り、次は支笏湖に立ち寄る。
支笏湖周辺に入ると路面がぬれている。ついさっきまで雨が降っていたようだ。
雲もどんよりしている。
支笏湖畔のこの道は晴れていると、湖に吸い込まれそうなくらい走っていて爽快な道だけれども、ここまで曇ってくると何やら不安になる。
この後は新千歳空港に向かう。
毎年恒例のお土産の購入だ。
いつもは最終日に購入しているんだけれども、今年は初日に購入する事にした。
そして、今度は襟裳岬に向かう。いつもながら強烈なルーティングだと思う。
襟裳岬では強烈な風が吹きさらしていた。
前に来た時はこんなに強烈な風じゃなかったのに・・・
そして、太平洋に日が沈んでいく。
この国に生まれた事を感謝します。
なんだろう、この感動。
いつも不思議な感動を味わいつつ、それでもある意味、この日常感・・・
感謝の言葉しか出てこない。
その日は襟裳の百人浜キャンプ場で就寝したのであった。
Hello.
返信削除A nice view.
Sublime shooting.
Greeting, ruma ❃
Thankyou for coming my blog!
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