「おい、ヂャム、飲みに行くぞ」
という有りがたいお誘いがあった(しかもこの日に限って)にも関わらず、
「いや、今日は、、、ご遠慮しま~す・・・。。。」
という、何ともノリの悪い、若い子全開な返答をしてしまった・・・
そ れ は そ う だ よ 。
だって、その翌日の(というか、5時間後の)深夜1時には出発なんだよ?
という、超強行日程で佐渡島に向けて出発です。
さて、先ほど深夜1時に出発と申しましたが、1時には高速に乗っていなければならないというそういう意味です。
予定通り、前日の午後11時には起床し、0時半出発です。(細かく「日帰り」を追求中)
そしてそして、予定通り高速に乗り一路新潟を目指す!
途中、赤城高原SAで給油、休憩。。
深夜の赤城高原SA、なんだか、霧っぽい。。。 |
う~む。霧は良い兆候なんだが、路面が濡れておる。。
雨が降っていたのだろうか・・・
そして、関越トンネルを抜けると新潟だ。
寒っ!!!!!!!!!!!
その後は特に休憩もせずに新潟市内に入ると、万代島のフェリーターミナルに向かう。
フェリーは事前にネット予約などをしており、ちょっとした書き物をしただけで乗船となる。
むむむっ!こ・・これわ!!!!!!!!!!
自動販売機コーナー「マーメイド」っ!!!!!!!!!!
・・・と書いてある。
じゃなくて~、、
新造船「ときわ丸」ではないか!!!!!!!!!!
運よく、新造船にあたり、朝一番の出航は滞りなく。
信濃川で、豪快なブレーキングターン(抜錨とホーサーと港のビットを使ったターン!こんなのよくやるの?) を繰り出し、一路、佐渡へ。
そして、深夜1時から走り続けた身体を休ませる。
二時間ちょいのお休みだ。すぐに寝に入る。
そして、、佐渡に。。。
到~~~着~~~~!!
佐渡は、両津港に到着。
港へは、バイクが最初に下船となる。最初に乗船最初に下船。これは滅多にないこと。
さすがは新造船。。。
早速佐渡の周遊を開始します。
まずは、両津港からどんどん南下し、小木を目指します。
小木に着くと、なんと「開港400周年」なんだそうな。そこかしこに幟が立っておる。
ちょいと歴史をひもといてみると、そもそも室町時代にはなんか港町があったらしい。
そんで、1614年(今からちょうど400年前)大久保長安がここから佐渡の金を運ぼうず!とか言って、やったら栄えたらしいです。
でも、大久保長安は1613年に死んでいるので、たぶんこれは何かの勘違いでしょう。
今度、もっと詳しく調べてみます。
さて、そのまま南へ南へ。。
現れるのが、佐渡島最西端、沢崎岬である。
沢崎岬も含めて、海岸沿いを走ると、地形がどれも特徴的だ。
この写真に写っている写真は、いわゆる海食台、ってやつで、関東の皆さんには江の島でおなじみだ。
江の島の海食台は関東大震災で隆起してできた地形で、ここも何らかの影響で隆起してこの地形になったらしい。
それもそのはず、佐渡島の特徴的な島の形を見てもわかるように、この辺りは北米プレートとユーラシアプレートのせめぎ合ってる場所で、かなり活発な地形運動をしている。
その証拠がもう一つある。
ここは、小木からすぐ西、たらい舟で有名な矢島経島の付近で、この辺りには枕状溶岩がみられ、かなり活発な造山運動を展開していたらしい。
さて、そんなこともあって、造山運動の盛んな日本では、様々な鉱物が、少量ずつ産出し、時折「鉱石の博物館」などと、ちょっぴり揶揄を含んだ表現をされるのです。
佐渡では、ある鉱物が沢山取れたのをご存知だろうか?
いや、知ってるだろうけど、それが「金」だ。
というわけで、金山に見学に行く。
金山の見学には金がかかる。これはまぁ、良いんだが、900円という価格である。
・・・うぐぅ・・・イタイイタイ・・・
内部にはこの様な人形が機械仕掛けで設置されており、さながら「とし○えん」あたりのお化け屋敷の様相である。
ここに一人で入るのは、ソロツーリングの宿命と言えど、かなり怖い・・・
ギギィーーー
ガチャ
ギギィー
「疲れたぁ、早く上がりてぇ、酒が飲みてぇ、なじみの女にも会いてぇよぉぉ・・・」
(;;)
コワいって!!
そんなこんなで、あっという間の900円。
バイクに戻ると、金山へのアクセス路をそのままに、佐渡スカイラインを上がっていく。
うわーーい!絶景絶景、梅雨の晴れ間にこんな良い天気で、幸せ者だな。。。
途中、乙和池なる池に立ち寄る。
!ちなみに、アクセス途中に400mくらいのグラベル路があるので、オンロードの人は注意して欲しい。
この池には、上の写真ではよくわからないかもしれないけど、浮島が浮いていて、とっても幻想的な風景を醸し出している。
幻想的。。
神秘的。。
うーむ。
言い表せない。
とにかく物凄い静寂さの中に大変みずみずしい風景、なのだ。
風景なのだが、五感で感じる空気の色、と言ったら良いのか、
とにかく感動で、動けないほどのインパクト。
音の景色も、まったくの無音に、虫の羽音、魚の立てる水音、カエルの鳴き声、信じられないほどの静寂の中に、かなりの音量でこれらの音が響き渡る。
これが心の弦を掻きならす。
うるさくないのだが、やかましい。
自分の心を激しく揺さぶり、いつまでも眺めていたくなった。
この景色に出会うために、佐渡に来たのだ。
そう思った。
乙和池を後にして、一路両津に向かう。
そう、今日は日帰りなのだ。
このまま東京に帰らなければならない。
早速、両津の港でチケットを渡す。
どうやら、予約一本前の船に乗れそうです。
早速フェリーターミナルの売店で色々お土産を買うと、船に乗り、佐渡を後にする。
また来るぜ!!(今度はキャンツーで如何でしょうか)
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帰りに赤城高原SAでスンゲー大雨に降られました。
テンションダダ下がりを通り越して、
テンションあがっちゃうくらいの大雨でした。
ぎゃーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
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